慎吾のスピーチに思う
もうずっと長いことスマップのファンという括りの中に
自分を入れっぱなしにしている
最近は二年に一度になってしまったライブの機会を覗けば
テレビの画面を通しての彼らしか観ることは出来ないし
二年に一度しかない生の時間の間隔が長すぎて
時々
「この人たち もしかすっとテレビの中の妖精さんかもしれねぇ…」
と思ったりすることもある
そんな彼らを
毎週必ずお昼に観られる貴重な生放送
それが『笑っていいとも！』月・火・金だった
この三曜日は
何があろうといいともを観ていた
長いこと観続けていると
生放送であるいいともでの彼らの姿をちょっと観るだけで
「あ 今日調子よさそう」
とか
「あれ？ なんか具合悪かったりするのかな？」
など
完全に一方通行の目線でしかないんだけれど
その時々の彼らの状態を
ちょっとだけ把握したような気分にさせてもらったりもしていた
長年のファンにありがちな現象に
わたしももれなく毒されてしまっていて
彼らを観る時は
もはや身内を見守るような感覚だったりもして
ちょっと不機嫌そうな眠そうな顔をしている中居さんを観て
「眠そう… いいとも辞めたいって思ってたりして…」
なんて思ったり
毎週衣装に趣向を凝らして 自分に出来ることを精一杯やっている慎吾を観て
「あぁ 今週も一生懸命考えたんだろうなぁ(´∀｀*)」
と思ったり
毎回変わらぬテンションで タモさんと同じ空間にいられることが
嬉しくてたまらない顔をしている剛を観て
「くそぅ！タモさんが羨ましいぜ！！」
と本気で思ってたりした
2012年の27時間テレビの時
「タモさんのために走りたい」
と言った剛が
わたしの中でのスマップバラエティ部タモリ愛部門第一位に
輝いていたのだけれど
いいともグランドフィナーレでのスピーチを聞いた時
みんなそれぞれのタモリ愛があったんだなぁと
あらためて感じた
特に 普段はあまり本心を見せたりしない慎吾が
涙を流しながら
「正直 つよぽんがタモさんちに行ったりしてるの見てて
すげぇうらやましかったです！」
って 語気を強めに言うのを観ていたら
まるで 小さな子が
「おにいちゃんばっかりずるいよっ！！！」
って 泣きじゃくっているように見えて
なんだかたまらない気持ちになってしまった
小さな頃から芸能界に身を置いてきた慎吾が
「出来るだけメンバー以外の人とは関わらない」
という
自分を守るすべを身につけてしまったであろうことは
想像に難くない
その身に沁みついた対人関係の癖は
タモさんをもってしてもなかなか拭い去れるものでもなく
20年間レギュラーをやってきたわりに
タモさんと私的な面で関われなかったことへの後悔もあっただろうし
もっともっとたくさん話したかったんだろうなという気持ちが
どストレートにこちら側にも届いた
切なかった
打ち上げの席で どうかどうかタモさんと携帯番号を交換して
どうかどうか この先たくさんタモさんと逢える機会を増やして
剛が言っていたみたいに「自分の中の固定観念を壊して」貰えたらいいな
と心から思う
『笑ってなきゃいけないことが辛かったり苦しかったりした時
「笑っていいとも！」って言うのが辛くて苦しかったりした時もあったのに
始まったら笑顔になってる』
という言葉に わたしは図らずも号泣してしまった
常日頃 同じくスマップファンである母親と
「テレビに出たくないって思う日もあったりするだろうに
そんなこと感じさせないメンタルってすごいよねぇ」
と話し合ったりしていたので
慎吾のスピーチ聞いた時は ドキッとしてしまった
そういう時もあるんだろうな と 憶測の域で感じていたことが
本人の言葉を通して 知らされてしまった みたいな
聞いてよかったんだろうか… ごめん… みたいな
なんとも言えない気持ちになってしまった
でも
慎吾のそんな手の内暴露トークに
決して踊らされたりしないように
慎吾が笑ってる時
「今 ひょっとして苦しかったりして…」
なんて思うことなしに
慎吾が見せてくれる笑顔そのままを
額面どおりに受け取ってやろうじゃないかと
心を新たにした次第だったりいたします
酔っ払った勢いでヘンなこと言っちゃった人みたいな気まずさが
きっと今の慎吾の中にはあるだろうから
はなから聞かなかったことにしておこうと思う
慎吾の気持ちが たとえどんなに辛くて苦しいところにあっても
現に 慎吾の笑顔を見て 確実に癒されている人間が
ここにいたりするわけですからして
ああ…
それにしても寂しいなぁ…
火曜日は生放送の中居さんを観てから
仕事に行く日だったのにな…
さみしいよおおおおおおおお
(寂しさに耐え切れずブログ書いてしまったっていうだけ)
