笑っていいともが終わっちゃった…

笑っていいともが最終回ということなので

なんか書いてみようかなぁと思い立って書き始めたはいいけれど

わたしにとって笑っていいともというのは

物凄くためになる番組でもないかわりに

物凄く当たり前にそこにあった番組だったので

血肉感がすごいのだった

普段　自らの血肉について　

何らかを言及しようとする人はあまりいない

それと同じように

笑っていいとも最終回にあたり

何を言ったらいいのかわからないなぁ

というのが

あらためて思ったことだったりもする

お昼休みにウキウキウォッチングするのが

わたしのお昼の定番だった

それも　さして気合を入れてたわけでもないし

ましてごっそり集中して観てたわけじゃない

毎日12時　何気な～くつけるテレビに映っていたのは

いつもタモさんだった

当たり前のようにタモさんがわたしのお昼にいて

当たり前のようにタモさんの姿を毎日目にしていて

いいともったら　毎日に無意味ににぎやかで

ああ今日も平和だなぁ　なんて思ったりすることさえないくらい平和で

お昼にタモさんを観ない日が土曜日　という認識だった

しかも　当たり前すぎて　全く真剣に観ていなかった

でも　逆に　真剣に観ていなかったからこそ

こちらも毎日飽きずにタモさんを見続けられたんだろうなぁと思う

いいともの本編もさることながら

わたしが好きだったのは

『いいとも増刊号』だった

出演者たちの未公開トークがとにかく楽しみだった

番組内では決して観ることのできない

ちょっとだけ気を緩めた出演者たちの姿を観ることが出来たし

毎日一時きっかりに放送が終わって

その後「おつかれっしたー」と言って

すぐさまお昼ご飯を食べに出かけてもいいはずなのに

そうすることもなく　

未公開トークのために時間を割いているタモさんの気持ちが

そのまま感じられるみたいで好きだった

各曜日レギュラーのみんなも

タモさんとのユルユルトークを楽しんでいて

何よりタモさん自身がそれを楽しんでいるのがわかって

いつも観ていてほっこりした気持ちになれる日曜日の午前中だった

毎日流し見しているんだから

もう増刊号見る必要ないじゃん！と思ったりもするのだけれど

未公開トークやCM中のタモさんを確認することが

出かけない日曜日の午前のスケジュールに組み込まれていた

わたしの住む地域では

いいとも放送当時　増刊号しか放送していなかったから

増刊号に対する思い入れもひとしおなのかもしれない

番組が始まった頃のタモさんを観ていると

今のタモさんと同一人物とは思えないくらい

「前へ前へ」の気持ちが出ていてビックリする

いつの頃からか　タモさん自らが前に出ることが減ってきて

コーナー司会も曜日レギュラー陣に任せるようになって

タモさん自身は　隅っこの方で

レギュラー陣を小声でからかったりしつつ

番組を盛り上げようと気張ることもなく　

いい意味でマイペースな今のタモさんになっていった

タモさんがこんな風に少しずつ変化していったから

この番組はこんなにも長く続いてこれたのかもしれないなぁ

もしもタモさんが　番組開始当初の勢いを保ち続けていたら

もう少し早く終わっていたかもしれない

タモさんは別に

「こうやって生きていくんだよ」

みたいな　説教じみたことを一言も言ったことはないけれど

タモさんから毎日

楽な生き方みたいなものを

教えてもらっていたみたいな気がしてて

もっともっとタモさんから教えてもらいたいこといっぱいあるのになぁ

って　今更ながらに思う

こんなことならもっと真剣に観ておくんだった…　

と後悔もしているんだけど

もしも真剣に観ていたとしたら　きっと毎日観続けられなかっただろうから

これはこれでよかったんだと思う

始まりがあれば終わりは必ずあるんだよ　ってことも

タモさんから学んだ大事なことだと思うので

わたしの中で血肉となったタモリイズムと一緒に

毎日12時になったら

♪おひるやっすみはウキウキウォッチング(・∀・)

って　口ずさんじゃうんだろうなって思う

タモさん　32年間お疲れ様でした

これからは再びマニアック芸人になっていくんだろうなぁ

それか　新しいレギュラー番組を持ったりするのかな？

いずれにしても

これからのタモさんからも目は離しませんよわたしは 

もう毎日観れなくなるから

一回一回真剣にタモさんを観ようと思います 

大好きだぜ　森田一義！！ 

スマップバラエティ部を育ててくれて

本当にありがとうございました

と　スマップファンとしての感謝の言葉も付け加えておきたいです