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Re:Re:みちくさ

ゆるくいきてます

リハビリ のようなもの

昔から 小説を読んだり 

なにかチマチマとしたものを書くのが好きだった

 

一冊の本を読み終えた時の

あぁ まだこの物語の中にいたい…と思うあの気持ちを味わいたくて

気に入った本を何度も何度も読むだけでは飽き足らず

そのお話の続きを自分で勝手に創作し

あまつさえ それを友人に読んでもらって

感想を聞かせてもらうのが楽しみになってしまったりもした

今思えば はた迷惑この上ない人間だ

イヤな顔一つせずに 楽しみに待っていてくれた友人には

感謝しかない

 

年齢を経るにつれ

同人誌などにも手を出すようになって

読む側でいたはずが

いつしか 作る側にもなってしまっていた

 

今風に言うのであれば

黒歴史とも言えるものではあるが

この時間があったからこその今だと思うと

あの頃もすべて愛おしい時間だ

 

仲間内ではまだ同人誌活動(漫画)を続けている者もいて

何があろうと毎日絵を描いているその情熱に

ちょっと感動を覚えている

そう思うと 本人に直接伝えずにはいられないタチなので

心のままを伝えるのだが

照れくさいのか何なのか 

はたまたわたしが普段からフザけた人間だからなのか

まともに請け合ってもらえない

 

そんな時

口頭ではなく 文章が役に立ったりする

言葉にすると口はばったいような褒め言葉

文章で丁寧に伝えることで

余計なものが削ぎ落とされて まっすぐに伝わったりする

それがきっと 文字の力なのだと思う

 

同人誌の友人が

変わらずに活動を続けているのを目にする機会を多く得ている今

わたしの中の何某にも火がつきはじめていて

日がな一日 時間さえあれば妄想 いや 創造の世界に

心を飛ばしている

それは わたしにとってたぶん至福の時なのだと思う

 

誰かが作った物語の中に身を委ねる心地よさが好きなのだけれど

そこから飛ばされた種子が

わたしのそこかしこで芽吹き出す

そうすると もう勝手に物語が動き出して

あとはもう自動運転に入ってしまう

今よりもうんと若い頃 わたしにとってはそれが当たり前で

そこに割く時間を何よりも大切に思っていたような気がする

 

今も 芽吹きだしたものが 

体を突き破って出て行こうとしているのを感じつつも

忙しさにかまけ 

芽を見つけ次第 慌てて摘み取るようなことを繰り返してしまっていた

 

それほど大げさなものではないけれど

たぶん書くことで わたしの中身は整っていくような気がしている

ツイッターの140文字を目一杯使って表現したくなってしまうのも

元来の長文癖がなせる業だと思う

 

文字制限のないブログなどと違い

ツイッターがわたしに与える枷が楽しくて

その枷の中で どれだけ自由に言葉を選んでいけるのかが

楽しくて仕方がない

たまに勢い余って暴走してしまったり

書こうと思っていた言葉が いきなり別方向に向かっていったり

脳内ではきちんとカタチを持っていたのに

文字に現した途端に どんなカタチをしていたのか思い出せなくなったり

それはそれは刺激的で

140文字の中で思う存分楽しませてもらっている

 

けれど

やっぱりその枷の不自由さも感じているし

それ以上に何か書きたい という

単純な欲のようなものが

泡みたいに生まれてくる

しかも 厄介なことに

その泡は 泡然として消え去ってはくれずに

ずっと残り続ける

 

それらが溜まってしまった結果が

今なのかもしれないなぁと思う

 

そんなわけで(・∀・)

 

少しずつリハビリをしていこうと思い立った

 

音楽で 絵で 歌で 競技で お芝居で 手芸で 話芸で

挙げれば暇がないほどに

さまざまな手段で自分を表現して生きている人がいるみたいに

わたしは

言葉で 文字で なにか表現していきたいなと

思っているのかもしれない

 

ツイッターでは

ツイッターでしか出来ない瞬間的な言葉を楽しみたいし

ブログでは ちょっと離れた場所から

言葉を見つめるようなことがしたい

 

はい 

リハビリ開始です

完全に友人に触発された結果ですけれども

そのうち怪しげな小説のネタなど浮かび

書き始めた暁には

慌てふためいて別ブログを立ち上げようかと思いますwww